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プロになればなるほど無くなる魅力は過去の自分が注意する【物語音楽】

音楽活動を始めて約9年が経ちました。
やればやるほど技術や経験というものは積み重なっていくと実感するんですが、やればやるほど無くなってしまう可能性がある魅力もあることを忘れないようにすることをいつも考えるようにしています。

 

例えばよく言われることですが、往年のヒット曲をベテラン歌手の方が歌う時にCDとは全然違うアレンジで歌うやつ。

 

音楽をやる前は僕も「なんでそんなことすんねん〜普通に歌ってほしい〜」と思っていましたが、長くやってると気持ちがわかるようになってきてしまっています。

 

その感覚には「飽き」であったり、追求していく間に歌い方にも意味が出てきたり(この感情をより込めるにはこの歌い方がいい)、「歌い方なんてその時に出るものでしょ?だからその場の雰囲気で変えちゃうよね?」などいろんな理由があると思います。

 




 

■音楽を始める前の僕


(高校2年生の僕)

ただこのとき一番大切にしないといけないと思っているのは、音楽を始める前の僕が感じていた感覚を大切にしなければならないということ。

 

いつの日も届けたい人はあの日の僕のようなやつであり、音楽を自然体で聴いてくれるほとんどの方は音楽をやっていない人です。

 

ただ物作りをしている人間はどうしても新しいものを生み出したいという想いにかられる面もあって、僕自身「一度使った表現に似ているもの」は使いたくないと思うことがあります。

 

「この言い方にしよう!あ、でもこの表現あの曲でも使ったな…」

 

でも大切なことは何度も言っていいと思うし、そもそももし全く同じ歌詞であってもメロディが違うだけで、全く違う感覚を覚えることだってあります。

 

そう思いながらも、やっぱりただただ同じことばかり言うのはもちろん面白くないので、その全てを混ぜ合わせた上で作品を作りたいと欲張ります。

 

それが実現できると思い(それだけが理由ではないけど)僕らが大切にしているのはストーリーです。

実際僕らが去年作ったYURUTHEMOVIEは僕らのストーリーで、言ってしまえば僕らの楽曲には頻繁に「僕ら」が登場します。

 

つまりいろんな作品に「同じやつ」が出てくるわけです。

同じやつなわけだから、同じようなことを言います。

 

■過去の自分がかめはめ波を打つように注意しにくる

ドラゴンボールの悟空もかめはめ波を打つし、ドラゴンボールZの悟空もかめはめ波を打つし、ドラゴンボールGTの悟空もかめはめ波を打ちます。

息子であるゴハンやゴテンたちもかめはめ波を打ちます。

 

というかかめはめ波は「亀仙人」の技なので、亀仙人も使うし、その弟子であるクリリンも使う。(確か天津飯も使える)

 

ドラゴンボールがドクタースランプアラレちゃんとコラボしたことがありましたが、悟空が出てきたらかめはめ波を打ってほしいとすら思います。

その理由はドラゴンボールの世界が単発ではなく、そこに存在する世界を感じられるからであって、僕はだからこそ音楽にもストーリーを感じたいし、そんな音楽が大好きです。

 

つまりその登場人物たちが、なぜかめはめ波を使えるのかを知っているので、「またかめはめ波かよ〜」とはならなくて、むしろ今だ!かめはめ波を打つんだ!と思わせてもらえます。

 

だから僕はなぜかめはめ波を打てるようになったかをみんなに届けて、ずっとかめはめ波を打ち続けたい(わかりにくいたとえ話です)

 

ストーリーがあると新しいものと今までのもののバランスが良くなる。
一緒に進んでいく音楽をつくって届けていきます。

 

そしてきっと僕も音楽歴が長くなればなるほど、どうしても譲りたくないこだわりみたいなのが出てきてしまうと思うので、その時はその物語に過去の僕が出てきて中和してくれる。(かめはめ波を打たねばならない、打ちたくなる状況を残しておく)

 

これからそれを形にしていきますので、ニュアンスで感じてもらえれば嬉しいです!

 

YURU THE MOVIEはその始まりになる物語です。
フルで見れるので、見ていない方は良ければ☆

 

そしてこれからは僕たちの物語だけではなく、いろんな物語が交錯していく作品を作っていきたいと思っています。




 

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