第8話「不安よりも信頼さ」

 そこからまた始まる一カ月は改めて長く感じられたが二人はまたいつもの日々をスタートさせた。

そんなある日。

恵美からの電話に出なかった太一から二十二時を回った頃に折り返しの電話がかかってきた。

「ごめんごめん今帰りで電話出れへんかったわ。」

「そっかー電話大丈夫?誰かと一緒?」

「うん後輩の子もおるけど大丈夫やで。」

「そっか。というかねこないだ言ってた休みの日なんだけど…。」

もちろん無理しなきゃだめなことだってあるかもしれない。

不安になってしまうこともあるだろう。

でも僕とだから絶対大丈夫。

君とだから絶対大丈夫。

不安よりも信頼さ。

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