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9.282018
無名ミュージシャンがオリジナル曲で100万再生を突破した理由と方法
「カバー曲をアップしても再生してもらえない」
「カバー曲は再生されるけどオリジナル曲は全く再生されない。」
「こんなに自信がある良い曲なのにどうして見てもらうことができないのか」
「(ファンの)みんながリツイートしてくれない」
この記事はそんなことを思っているミュージシャン、音楽の道を目指す方たちの参考になると思います。
①そもそもカバー曲すら再生されない理由
②カバー曲しか聴いてもらえない理由
③再生される(リツイートされる)楽曲の共通点
そのあたりを書いていきます。
今年の四月にFacebookにアップした僕らのオリジナル曲である日本語学習ソング「起きてから家出るまでソング」が、現在本当にありがたいことに115万回再生を超えています。(いいね3.1万、シェア2.1万)※上の画像
9月にタイに行った際にはカバー曲と同じくらい、この曲をきっかけに僕たちを知ったと声をかけてくれる方がたくさんいました。(何をキッカケに僕たちを知ってくれたの?と質問しまくりました。)
①そもそもカバー曲が再生されない理由
これに関して言えることは一つだけで「圧倒的にやっているかどうか」ということです。
カバー曲を新しく始める方に多いのが、
「一曲出してはしばらく更新が止まる」、
毎日出すけど「ワンコーラスだけ」、
「レコーディングせず一発撮り(めちゃめちゃうまくて一発撮りでこそ魅力が出せるという方は別)」
「映像へのこだわり(オリジナル性)がない」など。
あとは単純にツイッターの動画などでひろめることは少し前に比べて数段難しくなっています。(タイムラインの仕組みが変わりました)
これに関しては別で書くとして、上記にあげた全てに共通するのが「圧倒的にやれていない」ということです。
YouTubeで言えばgoose houseさんやコバソロさんという先人たちが、今もなおあのハイクオリティで最低でも週に一本アップしている中で、熾烈なタイムライン争いに勝てるわけがなくて、どれほど魅力的な動画であっても「見つけてもらうこと」すらできません。
もちろん「新曲にいち早く飛びつく」という方法で一本くらいは大きく再生数をあげたりすることは可能ですが、その他のクオリティと共に「定期的なアップ」をしない限りそれが継続することはありません(これもYouTubeのタイムラインのシステムに関係します)
もちろんクオリティも大切ですが、高いクオリティで定期的に更新して「日常に溶け込むこと」が一番大切です。
僕たちが実践してきたことはまた別の記事でアップします。(約1年半で登録者数800人から現在7.4万人まで増えています。)
②カバー曲しか聴いてもらえない理由
①のハードルを飛びこえたあとやってくるのが、この問題です。
カバー曲はある程度多くの方に聞いてもらうことができるけど、オリジナル曲をアップしても再生してもらえない。
これに関して最も大きな理由は「その人に興味があるのではなく、そのコンテンツ(カバー)に興味があるだけ」だということ。
そしてカバーをしている方でありがちなのが、「アカウントやページをそのコンテンツ(カバー曲)のみで構成したくなってしまうということ」
例えばツイッターで「動画配信用アカウント」を作って発信する。
同様にYouTubeなどでも「(ほとんど)カバー曲のみをアップする」など。
これは本当に気持ちがわかるし、この方がもちろん見やすくていい面もあるのですが、このやり方は「この人」に興味を持ちにくくなってしまいます。
「こちらのアカウント(日常を発信するアカウント)もフォローしてね」とか、「YouTubeでは見れないトークはこちらのライブで見れます」みたいに他の場所へ誘導してる方は多いですが、そこに無駄なハードルを自分で作る必要はなくて、全て同じアカウントで発信するべきです。
もちろんカバーだけを発信していたアカウントが違うことを発信し出すと、フォロワーが減ったりはします。
でもカバーをしている理由が数字を増やすためじゃなくて、自分たちのことを知ってもらいたいとか、成し遂げたい思いがあるとか、理由があるのなら、そこでのフォロワーの減少は未来でいずれ起こることなので、気にするべきことではないです。(YouTubeでお金を稼ぎたいだけなら、数字を追い求めるのもありだと思います。)
つまり「想い」や「自分」を発信しない限り、その他の動画などが再生される理由を持ってもらうことはできません。
③再生される(リツイートされる)楽曲の共通点
②までを実践していても、簡単にオリジナル曲を聴いてもらうことができるというわけではありません。
「再生される楽曲」や「バズるツイート」などには共通点があります。
それは「持っているものが圧倒的であること」もしくは「共感」を呼ぶ「ストーリー」と「余白」があるということ。
まず「持っているものが圧倒的であること」とは言葉の通り実力が圧倒的であるかどうかです。
誰が聞いてもSuperflyより歌が上手いとか、誰が見ても佐藤健よりかっこいいとか。(ポイントは同じくらいではダメだということ。同じくらいではすでにメディアの力を手にしている彼らに勝つ可能性は限りなくゼロです。)
そういう方は特にこだわる必要はなく、一瞬でひろまります。(そういう方は続きを読む必要はありません。むしろ続きに書いてることを実践せず突き進む方が唯一無二の存在になれると思います。)
この「持っているもの」というのはそんじょそこらの努力では成し得ないレベルのものということです。
つまりほとんどの人がそうではありません。
ならばどうするか。
そこにあるのが「共感」を呼ぶための「ストーリー」と「余白」です。
この話は動画配信アプリshowroomの社長である前田さんがよくされていることですが、共感を呼ぶためには「ストーリー」と「余白」が必要で、まず「ストーリー」とは他で話したくなる理由です。
例えばshowroomで人気になったAKB48大西桃香さんは毎朝5時半から放送をしていました。(休みなどありません。週7です。)
その理由は競合が配信するゴールデンタイムを避けるという考え方もあったようですが、こんな時間から配信を始めたことで彼女は「朝5時半の女」と呼ばれるようになりました。
それによって彼女にはshowroomを見ている人やアイドルが好きな方の間で話題に上がる「ストーリー」ができました。
showroomの話やAKBの話になるたび、はたまたアイドル好きの方の間で盛り上がるたびに、「というか朝5時半の女知ってる?」と言った感じで、頻繁に話題になります。
これは彼女が作った「ストーリー」で彼女にしかないオリジナルのストーリーです。
僕らが日本語学習ソングを作った時に実践したのは「実際に日本語を学んでいる人たちがつまづいてしまうポイントを取っ払う」ということ。
これは自分たちが海外に行ったことで体感したことで、日本語を学ぶ友人が増えるにつれて日本語学習において難しいとされる大きなポイントは二つだと感じました。
それは。
「助詞」と「活用」の多さ。
簡単に言うと助詞は「て、に、を、は」などのことを言いますが、
例えば
「海に行く」と「海へ行く」の「に」と「へ」の違い。
「日本でただ一つの」と「日本にただ一つの」の「で」と「に」の違いなど。
活用は「帰らない」「帰ります」「帰る」「帰れば」「帰ろう」などのラ行変格活用とか、カ行変格活用とか、四段活用(かきくくけけ)など。
そして同時に世の中にすでにある日本語を学習するための歌をさまざま調べたところ、この問題点を解決しているものはありませんでした。
だから「助詞」と「活用」を使わない「単語」に特化させた「日本語学習の入り口」になる曲を作りました。
それが本当に嬉しいことに、日本語学習をしているみなさんの共感を呼ぶことになりました。
そしてたくさんの声が届き、その最も多くが「この歌は本当に学びやすい」というものでした。
つまり日本語学習の話題が出る時に「この歌すごく学びやすいよ!知ってる?」という「ストーリー」を持ったということです。
長くなりすぎるので「余白」についてはこれもまた別で書きます。
ちなみにこのような裏技もありますが。
[blogcard url=”https://yuru2010.com/2018/10/11/4077/”]
ここまで書いて自分がミュージシャンだからこそわかるのですが、ミュージシャンの多くは「そういうことを発信するのはかっこよくない」とか「そういう曲で有名になりたいんじゃない」というようなことを思う方もいると思います。
ただ僕はステージの上であなたのためになりたいと、僕たちの夢を一緒に見て欲しいと、ファンの方たちに偉そうにもほざくのなら、その言葉を嘘にしないために、本当に誰かのためになることを発信しようと決めました。
もちろん自分のために頑張っていますが、「誰かのために」と口にする限り、そこには100%の愛を持ってのぞむことに決めています。
そしてもっと厳しい言い方をすると何の「実績」もないミュージシャンの歌はどれほど良くてもこの埋もれ続けるSNS時代に、いくら声を枯らし叫んだところで、多くの人に届くことはないということです。
さらに僕は新しい発想や本質に基づいた理由や方法などを投げかけることで、音楽全体をもっと盛り上げていきたいと本気で思っています。
本気でもっと盛り上げたいです。
そして初めての試みですが、ここから先をnoteで有料公開します。
理由としてはこのような発信方法で活動資金を手にすることで、ミュージシャンの道が新しく生まれることを証明したいという思いと、本気で変えたいと思うのなら、簡単に成し遂げる方法を探す「我が利」だけでなく、これくらいの金額を払える気概が必要だと思っています。(僕もいくつかのオンラインサロンやメルマガ、本など自分を育てるものに投資し続けています。)
そしてこのnoteで得た金額は公開し、次何に使うかまでをお知らせさせていただきます。
ここから先はこれらのベースになる考えを持った上で、100万再生を超えるに至った、僕たちが実践したさらなる楽曲を的確にひろめることができる方法を、具体的な数値実績とともに紹介します。
興味があれば是非。
僕たちがどのようなことをしてきたのかを知りたい方、そしてエンターテイメントを生業にしている方には確実に参考になると思います。
※¥500からスタートして、このnote(マガジン)には最低3記事ほどアップする予定です。(追記するたびに金額を少し上げますので、最初に買ってくれた方は¥500で全てを読むことができます。)
※ここからあと原稿用紙約10枚(4000字)ほど書いています。
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①そもそもカバー曲すら再生されない理由
②カバー曲しか聴いてもらえない理由
③再生される(リツイートされる)楽曲の共通点
この三つをクリアすると見えてくるものがあります。
それは「この楽曲を求めている層」です。
~~~~~~~~~
続きはこちらで
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