Yuru Official Web Site

実は僕たちは結成当初から曲を作りながら、その曲の背景にある物語を小説として公開したり、

CDを手に取ってくれた人には、それを小さな冊子にして渡したりもしていました。

音楽を作るとき、僕の中にはいつも物語があります。
なのでその中には必ず、自分が知っている人がいて、その人が言ってくれた言葉があって、自分の感情があって、その時感じた希望や後悔があります。

でもSNSでの活動が中心になってからは
「短い動画」
「1フレーズだけの音」
「数秒で判断される作品」
長い間その戦いの渦に巻き込まれてきました。(巻き込まれに行ったとも言えます)

もちろん今あるたくさんの出会いはその戦いへの参戦から生まれたものも多いですし、後悔はしていません。

でもそれらに追われながら過ごす日々は、これなら俺じゃなくて他の人がやっても同じではないか？という疑問を持つこともありました。

いつのまにか俺おもんないことやっちゃってるなぁと思うこともありました。
お恥ずかしながら悔しさで眠れないなんてこともたくさんありました。

でもそこからなんとか逃げることだけはせずにやってきたからこそ、わかったこと、できるようになったことが今のYuruを作っているのも事実です。

今回の『灯火と黒いヒカリの塔』は、急に始めた思いつきではなくて、ここまで時間と葛藤を重ねてきた中で生まれた物語です。

まだピンときてない部分も多いと思うし、「なぜ物語？」「なんの物語？」と思ってる人も多いと思います。

でもこの物語は必ずみんなの日々に交差していきます。
本気で作っていきますので、ぜひついてきてください。

この文章を書いていて、あーそう言えばしばらく言えてなかったなーということを思い出しました。

「僕らと一緒に行くのが1番楽しいと思いますのでぜひ。」

こちらから💁
aitoaistory.com/tomoshibi/ja/