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11.42018
好きなことで生きれたら幸せだろうけど簡単じゃないという君へ【AI脅威論?】
今後15年で今ある仕事の49%が人工知能(AI)によって消滅する。
そんな話をなんとなーくであろうと誰もが聞いたことがあると思います。
二分の一でなくなるみたいです。
やばい気がしてきます。
まあこのデータ予測の精度に対しては様々な意見がありますが、おそらくほとんどの人がざっくりとした恐怖にさらされているように思います。
「AI」と聞くと映画AIを思い出します。
やっぱりやばい気がしてきました。
では本当にヤバいのか。
本質に基づいて考えてみます。
■実際に仕事は減るのか
これに関しては例えば運転士や税理士など、自動化できるものは無くなっていくと言われていますし、事実少しずつ変わっていっています。
自動運転は目の前に障害物があったらアクセル踏んでも止まってくれたりするみたいなやつも含めて、どんどん進んでいます。
そのおかげでおじいさんがコンビニに突っ込むことはなくなっていくはずです。
これが進んでいって、完全自動に近づくほどに確かに様々な乗り物の運転士さんたちの仕事は無くなっていくはずです。
このことから考えられることは、駅の改札で昔は切符を切る駅員さんがいたけど、今は自動改札になったのと同じで、新しい仕組みが生まれれば、「既存の仕事」の種類や必要な人数は間違いなく減っていきます。
でももうすでにここまでの文章で何かしらの違和感を感じている人もいるかもしれませんが、同時に新しい仕事が増えていきます。
この改札の例ひとつ取っても「切符を切る駅員さん」はいなくなったけど、「自動改札のシステムを作る人」「その機械を作った人」「機械のメンテナンスを定期的にしにくる人」など、簡単に考えただけでもこれだけの仕事が増えたはずです。
もっと言ってしまえばAIを作っているのも人間なので、かつてはなかった仕事がそこにはたくさんあります。
つまり「今までの仕事」は減るけど「新しい仕事ができる」とも考えていいと思います。
■好きなことで生きていく
新しい仕事も増えるとはいえ、自動化が進めば進むほど全体の「必要な人数」は減っていくと予想されます。
「結局そうなんじゃねぇかよ!!」
「そうだよ!」
何かが変われば、その周りのものも形を変えるのは当たり前の話です。
でもそれは今「仕事」だと認識されているものに対しての必要な人数が減るということです。
そこでこの言葉の登場です。
「好きなことで生きていく」
今仕事だと認識されているものが減るということは、今までは仕事に使っていたはずの時間が減るということです。
つまり「好きなことができる時間が増える」
だからこそ「今こそ好きなことをやるんだ!それを仕事にするんだ!」と言われます。
そして今までは仕事じゃなかったものが少しずつ仕事になってきています。
YouTuberの方だってそうだし、一日中ゲームをしているプロゲーム実況者などもいますよね。
でも多くの方は
「好きなこと…特にないな…」
「好きなことはあるけどこれが仕事になるなんて思えない…」
「仕事にするための方法が思いつかない…」
「そんなうまいこと誰もができるわけじゃない。」
変化を嫌い、今ここにあるものだけで完結したがってしまいます。
AIは怖いものだと仮想敵にするのも、変化しない道を正当化しようとしてしまう心理的なもののひとつです。
■結論
「好きなことで生きていく」というのは「好きなことで生きたほうが幸せじゃない?」的な精神論ではないです。
「本当に好きで好きで堪らないことを発信している人にしか良い仕事は来ない、良い人は集まらない」
「好きなことをしている人はそうでない人より魅力的に見える」
つまり「好きなことで生きたほうがいいよ」ということです。
その視点から見た時「いやぁそりゃ好きなことして生きていけたら幸せだけど、そんな簡単にはいかないよね」という言葉はズレていることに気づくと思います。
「好きなことで生きていこうとは言ったけど、誰がそれを楽だと言ったんだ」
ということです。
言いかえてみます。
「好きなことが仕事になっちゃうほどめちゃめちゃ魅力的に見えるほど頑張って生きていく」
ってことです。
形が少し変わっていくだけで、今も昔も未来もその本質は同じです。
でも「好きじゃないことを頑張る」より「好きなことを頑張る」ほうが圧倒的に良いですよね。
減っていく仕事に対して悲しく思う方はもちろんいると思うんですが、その代わりに新しい仕事が生まれていきます。
何より「仕事」というものを、自分で作ることができる可能性すら出てきました。
頑張ってない人なんていない。
必死じゃない人なんていない。
だから好きなことで生きていこう。
だから好きなことに必死になろう。
どうすれば好きなことをやり続けられるのかに必死になろう。
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