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7.302018
音楽で飯を食べる
2010年に結成して、最初は憧れのミュージシャンの道を真似するところからのスタートで、ひたすら路上ライブとライブハウスをメインに活動を続けていました。
3年くらいが経った頃からありがたいことに少しずつファンの方が増え、2014年に行ったワンマンライブでは200人以上の方が来場してくださり、月に数回出演していたライブハウスでのブッキングライブ(大体1組30分で数組で行うライブ)には毎回30名を超える方が来てくれるようになっていました。
ライブハウスのことを知らない方からすると少ない人数に感じるかもしれませんが、毎回30名以上の方が来てくれるのは10年以上活動してる方でも僕が知る限りでは数えられるほどです。
これは当時の話なので、今はもっと少なくなっていると思います。
だから俺らすごいんだぜ!とかそういう話ではなくて、その頃はありがたいことに少しずつ(相対的に見て)そういう状況になってきていました。
路上ライブにも大阪、名古屋では毎回数十名の方が足を運んでくれるようになりました。(皮肉にもそれが原因の一つにもなってかなり厳しい注意を受け、路上ライブをすることはやめました。)
本当に応援してくれるみなさんのおかげですが、活動4年が過ぎた頃には俗に言う「音楽で飯が食べられる」状態になりつつありました。
ただ僕は「音楽で生活する」なんかが目標なわけではなく、「日本一のミュージシャンになること」「自分が憧れたミュージシャンのように憧れられるミュージシャンになること」「愛してくれる方の日々を自分たちの音楽、言葉、行動で更新し続けること」
当時からその想いでやってきていたので、その時から手元に残るお金は全額(本当に一円残らず)未来と挑戦のために使い続けてきました。
そのせいで残念ながら今のところ一生貧乏です🌞
主にYouTubeで使っているレコーディング機材や簡単なイベントなら全て用意できる音響機材。
そして今YouTubeで公開しているようなギター4本スタイルをライブでも表現するためにスクリーンを特注で作っていただいたり、そのスクリーンに明るい場所でもうつすことのできるプロジェクター、夜でも目立った形で路上ライブするために買った投光器や発電機なんかも持ってます。
貸出業とかやればまあまあ儲かるかもしれない…🌞
とまあそのおかげで今の活動にトライできている部分も多くあります。
ある程度のお金が手元に残るようになってきた瞬間、そこまでのメインだったストリートライブをやめ、その後ライブハウスでのライブもやめ、今では日本での活動もほぼなくしました。
正直に言うとあのままどれくらい続いたかはわかりませんが、その状況をキープするために活動することはできたと思います。
ライブの数を増やしたり、グッズを多く作ったり、方法はたくさんありました。
でも僕は維持するために音楽をやってきたわけではなかったし、その状況に未来を見ることが全くできなかったので、トライをし続ける道を選び、走り続けることにしました。
中には路上ライブをやめてほしくないという言葉もあったし、ライブハウスをやめたことで裏切り者のようなふうに見られることもあったし、タイでの活動を「逃げ」だと言われたこともあります。
逃げで海外で活動するという意見に関しては全く意味がわからないので、そういう方には「君さ。本気で好きなものに出会ったことはあるかい?」とドヤ顔をキメたあと、パクチーでしばきまわしてやりたいと思います。
ただそれとは別で、路上ライブやライブハウスの僕たちを愛してくれていた方がいることは十分にわかっているつもりです。
みんなのためにやめたなんてことを言うつもりはありません。
でもあのまま同じことを続けていたら、遅かれ早かれやめることになるのは間違いなかったし、僕たちがステージで喋っている内容は叶うことなく、嘘になっていったと思います。
その瞬間ではなく、未来を見て決断しました。
僕はずっとみんなと音楽していたいです。
そしてそのおかげでタイの音楽やミュージシャン、ファンの皆さん、友人たちに出会うことができ、また音楽を好きになり、新しい目標もできました。
もちろん今もまだまだなので偉そうに抜かしているように聞こえるかもしれません。
でもどれくらいになれば偉そうに抜かしていいのかわからないので、想うことをぬかし続けていきます。
少なくとも「こう思わせたい」とか「こう見えるようにしたい」程度の感覚でステージで言葉を吐くことをするつもりはないし、今を潤わす程度のために何かをキープすることはこれからも絶対にないです。
それは単純に全く楽しくないし、その時間は全く進むことなく、むしろ後退しながら、いつのまにかただただ日々を過ぎさせてしまうだけだと思っています。
例えこれから失敗し続けたとしても、挑戦し続けることだけはやめません。
僕ができる約束です。
なんてことをかっこつけて思い続けていたら9年が経ち、年齢も33歳になりました。(後悔なんてないさ🌞)
本当に後悔はないんですが、残念ながら今の僕は音楽を始めた頃の僕が描いていたかっこいいミュージシャンの姿ではありません。
ただそんなエンターテイナーでありたいという自分を見つけることができたということ、そして進み続けてきたことだけは確かで、これからも一つずつ目標を達成しながら、その都度同じことを言い続けていきたいです。
というか追いかけるものがなくなる日々というのが想像できないので、ずっとそうなんだと思います🌞
9月はありがたいことにNIPPONHAKUBANGKOK2018(前JAPANEXPOINTHAILAND)でまた大きなステージに立たせていただきます🕺🏼✨
そのほかにもはじめての場所でのライブやトライもしてきます。
これらは僕らにとって一つの成果の証でもあり、本当に感謝!!しているし、当たり前ですが全てを精一杯やります。
引き続き8/22〜9/19の間でタイでのオファー受付もしています。
来れる方は日本からもぜひきて〜!
共に未来を見れるよう引き続きファイトしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
ゆうき
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