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ミュージシャンは遊ばなくちゃいけない?■優生

「一つのことをやり続けることが大切」

例えばミュージシャンなら音楽だけをやり続ける。
それが大切であり、常識だという意見があります。
この言葉にはよく他の分野に足を突っ込むなという意味が含まれることも多い。

 

一方で。

 

「ミュージシャンは遊ばなくちゃいけない。」

常識的に考えて、歌詞を書く時にいろんな経験が必要だよ。
そう言われることがあります。

 

いわゆる「常識的に」と言われるやつ。
僕も意見としては両方その通りだと思います。

 

でもこの2つの常識の中には相反するものがある。

 

音楽だけをするのが常識なら、遊ぶのも音楽以外をすることになるんじゃないのか?
でもそれは音楽をするために遊ぶのだから、音楽をしてると言ってもいいんじゃないか?
じゃあステージの上でやるMCは?
喋りのプロではないんだからそれは他の分野に足を突っ込んでいることになるのでは?
ということは音楽だけをするのならMCもやめるべき?
いや曲を説明するのならそれはもはや音楽の一部と言ってもいいんじゃないか?
ということは面白いことを言おうとしなければいい?
でもそこに来てくれた人を楽しませたくて、面白いことを言おうとするのは、それはステージを作るということなのだから、それは音楽をしてるといってもいいんじゃないか?

 

答えを出そうとすると、何が何だかわからなくなります。
ラビリンス(迷宮)に迷い込みます。

 

両方「常識的に」と言われてる意見のはずなのに。

「常識ラビリンス」

…この曲名いいかもしれない。

 

まあそれは置いといて、良く言われるこの「常識」。
この例ひとつ取ってもそうですが、実は常識って結構脆かったりする。

この場合で言うと僕はどっちも正しい部分もあれば、ん?と思う部分もある。

 

「一つのことをやり続けることが大切。」

その通りだと思う。
他のことをやる時間があるなら、1つのことをやり続けた方がその分野において技術は向上する。

ミュージシャンを名乗る以上音楽を届ける。

 

それは前提。

 

でも曲を作ったりする上で、他の場所や経験から手に入るものも多い。

だからこそ他を縛るのは時にもったいない。

もっと言えばそれが誰かに縛られるなんてなおさら意味がわからない。

 

「こうあるべき」
「それが当たり前」

でもそう思って自分で縛るのなら僕は逆に素敵だと思います。

 

「私ドMです!縛ってください!」

そんな方は女王様に縛られて幸せな日々を過ごすだろうから。

 

でも僕は縛られるのは好きではないので(経験がないので今後開花する可能性はあるかもしれないけれど)、例え音楽に関係のないことでも見てくれる人を楽しませたいと思って本気でやっています。
それがエンターテイメントだと思うし、僕たちが届ける音楽の付加価値にだってなる。

 

そして何よりそれが好きです。

 

ファミレスでは今日もレジ前でおもちゃを見て子供が目を輝かせてるし、銭湯ではコーヒー牛乳を体に染み込ませるようにおっさんが腰に手をあてて飲んでる。

もっと言っちゃえばコーヒー牛乳が飲みたくて銭湯に行く人がいてもいい。
だって銭湯の良さを伝えられるから。

 

「ミュージシャンは遊ばなくちゃいけない。」

ってやつに関してもいろんなことを経験するからこそいろんな曲がかけるし、それらが付加価値になると思います。

ですが、逆に全く遊んでないやつにしかかけない曲だってある。
遊んでるやつを斜に構えて見てるやつにしか書けない気持ちがある。

もしかしたらそっちの方が多くの共感を得られる可能性だってある。

 

「じゃあどうしたらええねんっ!!」

 

自分が決めたこと、それがいい、それをしたい、と思うことに最善を尽くす。
以外に答えはないと思います。

そしてその時大切なのは「嘘をつかない」ってこと。

 

曲を一つ作るにしても「こんなふうに思わせたい、感じさせたい」って思って作る曲ほどありきたりになるものはないし、頑張ってるふりしてるようなやつほど寒いやつはいない。

だから「ゆる」の曲を作ってる奴らがとんなやつらなのかをもっと知ってもらうためにも見せることにしました。

 

常識的に考えるとどうなのかわかりませんが、常識だって元々は誰かの単なる一つの意見。

僕はその常識さんのことをあまり知らないので、自分が思うこと、楽しんでもらえると思うことをやりたいし、届けたいと思います👨‍👨‍👦‍👦

 

先日東京から大阪までヒッチハイクで帰ってきました。
協力してくれた皆さんに本当に感謝。

【前編】

 

【後編】

6月はタイでもたくさん撮ってきますので、ぜひチャンネル登録して、おたのしみにしていただければと思います☆

いろいろやります。
そして一緒に楽しめる場所を本気で作ります。

優生

 

■YURUTHEMOVIE「約束の場所」予告編

201777再演

2017年7月7日(金)YURU THE MOVIE 約束の場所 ~再演~

《映画館ライブ》

「YURU THE MOVIE 約束の場所 ~再演~」
~Yuru 7th Anniversary~

【出演】ゆる
【開場/上演】19:00/19:30(終演予定21:10)
【料金】¥4.500(d持ち込自由)
高校生以下:¥3.000
小学生未満:無料
*チケット購入者様1人につきゆるのライブ初めての方入場無料。
【入場順】
①先行予約チケット
②手売りチケット
③メール予約(先行予約終了後)
④当日
【来場者特典】ゆずじゃないですゆるですSPDVDプレゼント!!
【会場】イオンシネマ茨木6番シアター(イオンモール茨木内)
■住所 〒567-0033大阪府茨木市松ヶ本町8-30-2 イオンモール茨木4F
【最寄り駅】JR茨木駅から徒歩5分
■電話 072-621-0807(音声自動ダイヤル)
■イオンシネマ茨木ホームページ
http://www.aeoncinema.com/cinema/ibaraki/

■チケットメール予約方法
https://yuru2010.com/ticket/より必要事項を記入して送信ください。
詳細を返信させていただきます。

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