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服装だけすこぶるおしゃれだけど女心がわからない男

僕は大学生のころから本を定期的に読んでいますが、20代前半の頃は流行りのビジネス書だけを読み漁って、読んだ次の日はその本の内容のままに生きるような読み方をしていました。

 

みんないろんなことを言う(書く)ものだから、読むたびに考え方を振り回されて仕方がありませんでした。

 

しかも流行りのビジネス書に書かれていることの多くは時代の流れとともにすぐに通用しなくなるもので、いくら勉強を繰り返しても土台のない土地に家を建てているような感じで、経験したことがない風が吹くたびにその家は吹き飛ばされました。

 

そしてまた誰かの真似をして違う家を作る。
その繰り返し。

 

ただ当時は勉強をしている自分にすでに満足している感じ(本を読む俺ってかっこよくね?的なやつ)で、「服装だけすこぶるおしゃれだけど女心がわからない男」状態。

 

そんなことにも気づかず「俺は何でモテないんだ!」と叫ぶ。

 

これはアイドルの方たちのCDがたくさん売れるのを見て、ミュージシャンが「なんであんなのが売れるんだ?音楽界は終わりだ」みたいに批判する構図と似ていて、それに対する答えは

 

「いや彼女たちの方がお前より求められてるねん」

以上!
で終わってしまう話です。

 

そこにある「差」は結局のところ音楽技術なんかではなくて、本当に「愛」でしかなくて、当時の僕の本の読み方で言えばそのビジネス書の知識で自分がしたいことの中に「愛」が弱かったのだと思います。

 

例えば音楽をやっていれば歌唱技術、ギター技術を磨くのは当たり前のことだけど、それ以外にも応援してくれるファンの方が求めてくれるものはたくさんあります。

 

人気のあるアイドルの方たちはそこもしっかりと埋めているだけの話で、「技術」にだけとらわれていると、その技術を誰のために磨いているのかを忘れてしまいます。

 

しかも多くの場合がその技術でさえ自己満の世界で、誰が見てもすぐにわかるほどの素晴らしい技術を提供できる人は稀です。(世界で一人しかできない速弾きをするギタリストとかなら技術だけでいいと思います)

 

ミュージシャン同士で話す細かな技術の差なんて音楽をしてない人からするとほぼないようなもので、わかる人にはわかる程度の技術はほとんどの人に伝わらない。(もちろんミュージシャンである以上そこを追い求めたい気持ちは僕も同じです)

 

つまり僕が流行りのビジネス書で手に入れた知識、もっと言えばそのための頑張りなんて別に誰も求めていないもので、本来求めてもらえるのはその知識を使って誰かのためになることをすること。

 

綺麗な言い方に聞こえるかもしれませんが、本質はそこにしかなくて、届けたいものが商品であれ、サービスであれ、エンターテイメントであれ、そこにしか「求めてもらえるもの」はないと思います。

 

この想いはゆるの活動を通してたくさんの人に教えてもらいました。
それがカラオケで歌うのではなく、僕がステージに立つ理由です。

 

本の読み方も同じで、その本質をわかった上で読むのと、わからず読むとでは大きな違いがあると思います。

 

だから「本を読みたいけどどんな本を読むのがいいかわからない」という方は、まずはいわゆるビジネス書ではなくて、例えば下記のような自然の摂理を根本から知る「教養書」を読むことをオススメします☆

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

 

おすすめの本なのでそろそろゆる優生の本屋さんの方でも出品します☆
その他の僕のオススメ本は下記でも買えます☆
http://yurushop.thebase.in/

 

興味がある方は見てみてください^_^

ゆうき

 

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