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路上ライブ やり方 許可 取り方を調べる前にまず読む記事

まず検索してこの記事にたどり着いた方へ。
他にも「ストリートライブの許可の取り方」とか「路上ライブのやり方」みたいな記事がたくさんありますが、それらの記事を読む必要は本当に全くありません。

 

必要がないというか、意味がありません。

 

なぜなら個人でやるようなストリートライブに許可は100%出ません。
つまりそこにはやり方もクソもありません。

 

やっている人は全員無許可でやっています。(許可をもらってやれる場所もありますが、人通りの多い駅前で個人に対して許可が出ることはまずありません。)

僕らもかつてやっていたので、それを偉そうには言えませんがそれが事実です。

 

それも理由の一つとして、僕は今から音楽の道を志す人たちはストリートライブに出るのはやめたほうがいいと思っているので先日このような記事を書きました。
[blogcard url=”https://yuru2010.com/2018/10/10/4060/”]

 

とはいえこれを読んでもどうしてもやりたいという方もいると思います。(理由は人それぞれ)

押すなと言われれば言われるほど押したくなるボタンのように人には頭ではわかっていてもやりたくなることことがあったりもしますよね。(小学生の時に防火扉のボタンを押してちびるほど怒られたことがあります※計2回)

 

それでもストリートライブをやってみたい!来てくれる人を楽しませたい!という想いを持った僕も含めた方はこの記事を読んでください。(お前もなんかい。スタート)



 

■普通にやるならやらない

普通にやっても誰も立ち止まりません。
基本的にストリートミュージシャンに対して世の中の人はすでに免疫があるので、よほどのことがない限り立ち止まることはありません。

 

「立ち止まる人だっています!」という意見もあると思います。
早速ごめんなさい正確には立ち止まってくれる方はいます。
全てのストリートミュージシャンにそのような出会いはあります。

 

その出会いがかけがえのないものだということは大前提ですが、溢れかえる全てのストリートミュージシャンにそのような出会いがある時点で、それはいつまで経ってもその中の単なる1組です。

 

「他のミュージシャンと違う音楽をしてる」
「他のミュージシャンより歌が上手い」
「メロディに自信がある」
「声が良い」
「俺らは他より考えてやっている」

 

おそらくほとんどの方が何かしらでそんなことを思うと思います。

 

「俺ならいける」
「俺たちは違うんだ」

と。

 

その気持ちは全てのミュージシャンが持つべきものだと思うし、そしてそれはその通り事実かもしれません。

 

例えば事実としてこんな方もいると思います。

他のミュージシャンは1日に5人くらいしか出会ってないけど俺は15人に出会っている!(CDが売れてる)

 

一つの環境で続けているとこんな風に誰でも同じ環境の人たちとの違いを意識します。

俺は周りよりも約三倍も優っている。
だからいける。

 

そうしている間にYouTubeでは1日数万人と出会い続けて重ね続けている人がいます。

 

つまり周りよりもすごいというその実力が本当に事実なら、ストリートじゃなくてもたくさんの方にちゃんとひろまります。
今すぐYouTubeにアップすればいいと思います。

 

今の時代ストリートから火がつくほぼ100%は誰かがSNSに投稿するところからです。

つまり火がつくならSNSを自らやっても同じです。

 

■楽をメリットと勘違いしてはいけない

最初に書いたように許可を取ることができる場所もあります。

 

「でも許可を取るのはめんどくさい。
だってみんな取らずに駅前でやってるし。」

 

その気持ちはわからんでもないです。
でもみんながそう思ってます。

みんながやっていること、みんなが思っているところに他の人たちと違う未来はないです。

 

かつて僕らが経験したことを一つ例にします。

僕らは駅前でも演奏していましたが、ライブ会場前でよくストリートライブを行なっていました。(例えばコブクロさんがライブをする時に大阪城ホールの前でストリートライブをする。)

 

当時(多分今も)は弾き語りのコブクロさんやゆずさんのライブ会場前には僕たち以外にもたくさんのストリートミュージシャンがいました。

 

その中僕らはバンドの方やシンガーの方、つまり他ジャンルのミュージシャンの方がやる時にも歌いに行っていました。

 

そこはコブクロさんやゆずさんのライブ会場前とは違って、他のミュージシャンと会うことはまずなく、僕たちはずっと1組だけでストリートライブをし続けました。

 

そんな環境の中当時(2013年〜2015年あたり)はほぼ毎週末大阪城ホールや名古屋ガイシホール近などの会場前でストリートライブをしていました。(行ったことのないところはGoogleストリートビューでひたすら調べた)

 

やはり駅前以上に音楽やライブを好きな方が集まる場所なので、駅前などよりも明らかに多くの方に聞いてもらうことができていたと思います。

 

実際本当にたくさんの出会いがありました。(本当に今でも感謝しています。)

 

もちろん賛否両論があるのはわかります。
ただそれはどこでやっても同じだったし、ただ純粋に音楽を好きな方に聴いてもらうことを考えて、リスペクトを持ってやっていました。

 

とにかくその噂は全国を回っているライブ好きな方たちの中でどの会場に見に行っても僕らがいるもんだから、たまに噂にもなっていたようです。(あいつらまたいるやん!)

 

「あいつらまたいるやんの人」になりつつありました。

 

「明日の大阪城ホール前にはいますか?」
「来週の武道館歌いに来てください」

 

そんななんとも言えない気持ちになるメッセージが届くことも少なくありませんでした。

 

そしてその噂は他の「駅前でストリートライブをしている他のミュージシャン」たちにも確実に届いていました。

 

同時に僕たちはストリートの界隈ではどんどんたくさんの方に知ってもらえるようになっていきましたが、それでも誰一人として僕らのそれを真似するミュージシャンはいませんでした。

 

もちろん僕らがやっていた方法がベストだとは思っていません。

でもやっていたからこそはっきり言いますが、いくら警察の方に止められる可能性が高くても、よく歌っている駅前で歌うことは楽です

でも普段誰も歌っていないような場所、見たことのない場所でやるのは不安で腰は少し重くなります。

 

ちょっと頑張ったくらいでできてしまうこと、続けられてしまうことなんかに抜きん出る強さはないんです。

 

続けることだけ、やることだけが目的になってしまって、「楽」なことを選んでいるのに頑張っている気になってしまう。

そうなってしまっては単なるその他大勢の1組以外の何者でもありません。

 

■高級外車に乗って現れてみることにした

そして去年からスタートさせた企画が「高級外車に乗って磨トリートライブをしにくるストリートミュージシャン」企画。

夢を追いかけて頑張っているストリートミュージシャンのイメージとかけ離れた高級外車に乗ってストリートライブの現場に現れ、ライブをする。

 

真っ白なスーツで全身を包み、横には執事もつれて、ギターは執事が持ってきます。

そして夢を語って歌い出す。

 

つまりとにかく完全に逆を行く。
全く応援したくないストリートミュージシャンです。

 

発想のスタートは単なるシャレです。

 

でも想いは本気で、ここまでやればSNSやネットではなくストリートライブでやる意味があるとも思っています。
こういう風を本気で吹き込みたい。

 

良い音楽をするのは当たり前。
歌やギターを練習するのも当たり前。

そしてみんなと違うことにトライするのも当たり前でないといけないんです。

 

その高級外車を手に入れるためのに行ったクラウドファンディングで手にした資金をもとに購入した「ドライマンゴー(めちゃうまいやつ)」からわらしべ長者をスタートさせ、今その商品は「Wii」になっています。(最終的に高級外車を目指しています。)

 

「Wii」と何かを交換してくれるこの企画に賛同してくださる方はぜひご連絡ください!(もちろんダイレクト高級外車もありです。)

 

■誰もやっていないことにしか誰も知らない未来はない

調べて出てくることや誰かがやっていることを真似したところで、その道の先には同じことをやっている人、そしてもっと言えばそのネットの記事を書いた人がいます。

 

つまりその道を進んだところで最後に出くわすのはその人たちの背中です。

 

しかもその記事を書いた人もその道を歩いている人も多くはまだまだ目標に届いていない人たちです。

 

目標に届いていない人たちが話すことや書いている記事に、その解決策がはるはずなんてなくて、それをただ真似したところで何者にもなれません。

 

大学に通って経済学を学んだところで、会社のリアルな作り方や、ましてやうまく運営していく方法なんてわかりません。
なぜなら教授は社長ですらないし、あなたがどんな会社を作りたいのかすら詳しく知らないからです。

 

つまり仕組みや知識はたくさん他からインプットすればいいけど、それをどう使っていくかは自分でオリジナルを作っていくしかない。

 

そしてそれを繰り返して、組み合わせてオリジナルを研ぎ澄ます。
真似+真似でオリジナルを作る。

 

「これをこうやればできるよ」なんてことはどこにもないです。
なぜなら僕らが手にできる程度の情報は誰でも手にできるものです。

ましてやそれを使う人間がそれぞれ違うのだから、そこに確定の正解なんかない。

 

そういう意味ではただストリートに出てもなんの意味もないです。

 

もちろんいきなり誰もしていないことなんて普通はできません。
だからまず走り出す、真似をするということは必要だと思います。

 

だからこそどうしてもやりたい人を除いて、今は特に制限まみれのストリートではないと思うということです。

 

動き出して、オリジナルを見つけることを忘れない気持ちを持ち続けていれば、必ず自分のオリジナルが見つかります。
そこからは圧倒的にやるだけです。
その先にしか大きな目標を叶える未来はないと思います。

 

この意見が少しでもためになればと思います。

僕も頑張ります。
一緒に頑張りましょう!

 

他の記事も参考になると思います。
良ければぜひ読んでみてください。

 

 




 

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