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10.142018
高額機材は必要ない。初心者にオススメのライブ用機材(実際に使ったミュージシャンがコスパを元にお勧めします)
・ライブで使う用のマイクやスピーカーを買いたいけどどれにすればいいかよくわからない
・安いものがほしいけど、どれがいいのかわからない
機材はお金をかければかけるほどもちろん良いものを手にできますが、安くても十分良いものを作ることができます。
でも間違えて安いだけのものを選ぶと、安物買いの銭失いになってしまうので、ぜひこちらを参考に購入してみてください。
■マイクはこれで十分
SHURE ( シュアー ) / SM58 定番ダイナミックマイク
(クリックで詳細へ)
一万円以内で買えます。
基本これで十分です。
その絶大なる根拠として、大体どこのライブハウスもレンタル機材屋さんも基本的にデフォルトで置いてるマイクはほぼこれです。
つまりライブハウスや企画されたイベントにしか出演する予定のない方は、基本的にどこにいってもこれを借りることができるので買う必要はありません。
自分で企画などをする予定の方にオススメします。
メーカーはSHUREという安心の老舗です。
ちなみにこのマイクはダイナミックマイクという種類に分類されますが、他にコンデンサーマイクというものが存在します。
ざっと違いを書くとこんな感じ。
* ダイナミックマイク:電源不必要、丈夫で比較的湿度に強い、感度が低い、⇒比較的安価
* コンデンサーマイク:電源必要、振動や湿気に特に弱い、感度が高い、⇒比較的高価
コンデンサーマイクの「電源必要」というのはファンタム電源と呼ばれるものが必要になります。
ライブハウスなどで使う場合には気にする必要はありませんが、充電式のアンプや小さなスピーカーセットなどでは使えないこともあるので、合わせて買う場合は必ずそのことを確認してください。(使える場合は必ずファンタム電源と書いてます)
コンデンサーマイクは拾ってくれる音の幅が広いので、単純に音が良いです。
先ほど紹介したSM58で十分とは書きましたが、せっかく自分用のマイクを買うのならコンデンサーマイクを買うことをオススメします。
SHURE ( シュアー ) / BETA87A
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こだわり出せばきりがないですし、好みの話をし出すとキリはないですが、個人的にまず使うコンデンサーマイクの中でコスパはこれがベストだと思います。
個人的には初めてコンデンサーマイクを使った時の音の伸びにすごく感動したことを覚えています。
■充電用のアンプならこれ
よくストリートライブで使われているアンプは大きく2種類あります。
まず一つがこちら。
ROLAND ( ローランド ) / CUBE Street
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このアンプは電池でも動く優れもので、音もすごく綺麗です。
値段も充電式アンプの中では安い方で手が届きやすいものだと思います。
ただひとつオススメできないのは音量が少し物足りないところです。
この感覚は個人差はあると思いますが、場所によっては(人がすごく多い駅前など)ちょっと物足りないかなという印象です。
どうしても大きな音で演奏したい!という方にはこちらをオススメします。
ROLAND ( ローランド ) / Cube Street EX ケース付き(CUBE-STEX)
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こちらは先ほどのものより値段が張りますが、音もよく、音量もバッチリです。(出力は約10倍です)
とはいえそもそもバッテリー式のアンプは電源式のものに比べて不安定でもありますし、基本ファンタム電源がないのでコンデンサーマイクは使えませんし、基本的に僕は今ストリートライブはオススメしないので、バッテリー式のアンプは必要ないかなと思っています。
ストリートライブのことなどに関しては詳しくこちらで書いてます。
→ストリートしてるミュージシャンやブッキングに出てるミュージシャンは思考停止している
これを読んだ上で、どうしてもやりたい!必要だ!という方は参考にしてみてください。
■スピーカーセット
バッテリー式のアンプである必要がない場所、つまり電源(コンセント)がある場所でのライブをしたい方へのオススメはこちらです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PAeZ
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繋ぐことのできる部屋数は4つ。(マイク二本ギター1本、キーボード1台などの編成で演奏できます。)
パソコンやCDプレイヤーから音楽を流すことも可能です。(別売りのケーブルは必要)
全てが一つにまとまり、持ち運ぶことが便利なのもおすすめポイントです。
こちらはファンタム電源にも対応しているので、コンデンサーマイクを使用することも可能です。
規模は室内であれば50席ほどまでであれば十分に対応できます。
野外になるとややパワー不足なのでオススメできません。(周りを建物などに囲まれた閉鎖的な場所ならいけます)
■その他ライブに必要なもの
■マイクスタンド
K&M ( ケーアンドエム ) / 21020B(ST210/2B)
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マイクスタンドは安いものを買ってしまうとどうしても、ねじ部分が弱くなってしまうので、これくらいの物を買うことをお勧めします。
使用頻度が少ないという方はもう少し安いものを買ってもいいと思いますが、ねじが弱くなってガムテープでぐるぐる巻きにしている方なども多いので、あまりお勧めはできないです。
■楽器用マイクスタンド
K&M ( ケーアンドエム ) / 25910B
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楽器用のショートマイクスタンドに関しても同様です。
■ギタースタンド
PLAYTECH ( プレイテック ) / GS1BK
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ギタースタンドに関してはこれで十分です。
壊れることなく長年使っています。
■弦
MARTIN ( マーチン ) / M2200 MARQUIS 92/8 Phosphor Bronze Medium
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■ピック
FENDER ( フェンダー ) / 346 Shape White Medium
(クリックで詳細へ)
ピックや弦は固さや滑らかさなど好みがあると思いますので、これらに関しては個人的なオススメを載せさせていただきました。
とはいえ弦などはかなり安いものから高いものまでありますので、全く何を買えばいいのかわからないという方はこちらを参考にしていただくのもいいと思います。(金額的にもちょうど安くも高くも無い弦です)
僕はギターの弾き語りのミュージシャンなので、ピアノやその他の楽器に関してはまた別でお調べください。
■最後に
ここでオススメした商品は全て僕が自分で使ったものです。
これらより悪いものも良いものも使ったことがある中で、まず失敗はしないものたちを紹介させていただきました。
今回参考に載せたサイトはサウンドハウスという国内最安値と言われているインターネットネットショッピングサイトです。
ギターやキーボードなどの楽器そのものも販売されていますが、アフターケアのことなども含めてこちらでのそれらの購入はお勧めしません。
楽器は個体差が必ずありますので、絶対に直接買うべきです。
ですが、こちらで紹介したような個体差のほとんどないものは安く購入することができますので、特に消耗品などはこちらのサイトはお勧めです。
なんども書いてますが、もちろん機材はお金をかければかけるほど良いものが手に入ります。
でも何を買えば良いかわからず一歩踏み出せなかったり、高価なものでなきゃダメだと動かないことはもったいないので、こちらを参考に自分の用途に合わせたものをぜひ購入して、まずはあなたの音楽を届けるきっかけにしてもらえると嬉しいです。
素敵な音楽を生み出すミュージシャンとそれを楽しんでくれるファンの方が増えることを願っています☆
最後になりましたが、僕は日本とタイで活動している音楽ユニットYuruの山本優生(ヤマモトユウキ)と申します。
現在海外などでも活動しながら、結成9年目で今までの活動の中で手にしたこと、やってきたことなどを様々発信していますので、興味あれば他の記事もぜひ参考にしてみてください。
一緒に音楽をもっと盛り上げることができればうれしいです!
ありがとうございました!
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