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外国人の日本語を「笑う」日本人




 

ここ最近よく日本人が、外国人の日本語を「笑う」ことに対して議論が起こっています。

 

このような声が話題になっている背景には、最近で言えばテレビでコンビニの外国人店員さんの言い間違いを取り上げて笑っていたものが問題になっていたり、アリアナグランデさんが手に彫った刺青の漢字のことでもしつこくなんやかんやと言ってる人がいたことなど様々理由があると思います。

 

こういう議論は昔からあったと思うけど、近年どんどん外国人の方が東京を中心に増えていることで、議論される機会がより増えてきたのだと思います。

 

僕も自分が今タイ語を勉強しているので、間違えたときに笑われたり、間違えたことをテレビでいじられたりするのは辛いことだと容易にわかります。

 

僕はありがたいことに優しい人に囲まれて、そんな経験をしたことはないけど、タイ語で「欲しい」と言いたいのを「ヤリたい」と言って、赤面したことはあります。

 


(Facebookライブで「ヤリたい!」と叫んだ日本人)

 

ただ人は想像できないものや知らないことに対して、知っていることになら感じられるはずの感情が適用されないことがあります。

僕も自分が海外に行くまでは、そのようなことを詳しく考えたことはありませんでした。

 

ただこういうことが話題になったときに「日本人はダメだ!」とか「これが日本人のダメなところ」みたいに執拗に日本人を批判する日本人がいますが、言語に対する違和感などをネタにしている事例は海外にもたくさんあります。

 

(この曲は日本人の英語の発音「japanglish-ジャパングリッシュ」について歌っている有名なものです。他にも日本語なまりの英語をわざと使う有名なスピーチなどもあります。)

 

個人的にこの曲は馬鹿にしているような印象は受けなかったし(きっとそういう意図はない)、面白おかしく取り上げることと、バカにするという線引きは結構難しくも感じます。

 

もちろんバカにする意図があるものは論外ですが、とんでもない言い間違いがあった場合などに思わず笑っちゃうことはあるし、それを話題にすること全てが必ずしも間違えているとは思いません。(へー!そんなふうにみえているんだ!みたいな発見があることもある)

 

ただ言い間違いなどを面白く感じたり、バカにしてしまう一番の理由は「知らない」ことが原因なので、それを知っている人間がすべきことは知らない人間を頭ごなしに批判することではなく、教えてあげることだと思います。

 

少なくとも日本に来ている海外の方は日本のことを何かしら好きな人なので、僕はそんな人たちにもっと好きになってもらえるやつでありたいと思います。(僕は出会えたタイのみんなのおかげでそう思わせてもらえた)

 

これらは僕がタイでの活動で新しく「知る」ことができたことです。

 

僕たちにとってタイの曲のカバー曲を日本のみんなに届けることは今となってはそのひとつで、別にタイの曲を無理やり聞かせたいとかそう言うことではなく、知らない場所にもこんな音楽があるよ〜って感じです☆

 

「タイの曲がいい」と言うだけで、「日本にだっていい曲がある」とか「日本の曲の方がいい」みたいに、まるで日本の曲を否定したかのような反応をされることがありますが、全くそんなこと考えていなくて僕は出会えた音楽の中から好きなものをチョイスしているだけです。

 


(日本にだっていい音楽があるなんてことは知ってんだよ!!というか俺たちは日本のミュージシャンだから自分たちの音楽は日本の音楽なんだよ!と笑いながら言う笑顔の成人男性ユニット)

 

みんなでもっといろんなこと知っていきたいです^^

 

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